ワインはアルカリ性と聞きました。体にいいお酒なのですか?

ワインは原料がぶどうなので、無機成分(ミネラル分、主としてカリウム)を多く含用しています。そのため、ワイン自体は酸性であるにもかかわらず、体の中ではアルカリ性に働くのです。いってみれば、野菜や果物と同じような役割を果たすわけです。ただし、ワインを飲んだくらいでは、大きな影響はありません。その程度の量のミネラル分では、体内の酸・アルカリの状態に特別な変化はみられないのです。それにまた、肉などの酸性食品も、タンパク質の補給という面から、人間には不可欠なもの。要は、毎日の食事において、栄養のバランスをとることが大切なのです。