一般的にワインのボトルというのは1本あたりに750ミリリトトル入っています。
これは、フランスで有名なボルドーやブルゴーニュのようなワインも特徴あるボトルの長細いアルザスでも750ミリリットルです。
しかし、日本のワインの中には720mlという容量のワインがあります。
このワインの量が半端なのには、日本のワイン作りの歴史と関係があります。
日本でアルコールを計測する単位は1合が180ミリリットルであり、日本酒の4合である720ミリリットルで一升瓶を作っていました。
この一升瓶にワインを入れて製造していたので日本には720ミリリットルという半端な容量のワインがあるのです。
これは、日本で製造されているワインならではの特徴です。
そのため、国産ワインを購入するときには720ミリリットルのものを見つけると古くから製造がされているワインの目印になります。