ワインには通常の赤ワインと白ワインの他、スパークリングワインとかフルーツワインなどいろいろな種類があります。
やはりそれらの中でも圧倒的に有名なのは赤ワインと白ワインです。
どちらも上質なワインの産地であるフランスで作られるものですが、両者の最大の違いは色でしょう。ではなぜ赤ワインは赤く、白ワインは白くなるのでしょうか?
ワインの色については実は少し細かな話があります。しかし基本的なことを言うと、まず製造方法が違うからという点が挙げられます。赤ワインを作る時には主に黒ブドウ品種が使用されます。そして白ワインの場合は表面が緑っぽい品種のブドウが使われます。
ワインを作る時、赤ワインの場合は皮や種を使用します。皮は黒っぽいですから、皮を混ぜ込むことで色素が出てきます。これが赤ワインの色のもととなります。白ワインの場合は基本皮や種は使いません。果肉のみを使います。ですから赤くなったりしないのです。
また白ワインに使われるぶどう品種の皮ももともと赤いものではありません。まとめると赤ワインの色は皮の色というわけです。