「お酒にはさまざまな美容効果がありますが、その効果を生かしながら悪酔いを防いで楽しく飲むには、寝不足や疲れている日は飲まないこと。すきっ腹で飲むのもNG。すきっ腹で冷たいお酒を飲むと、胃腸が冷え、消化酵素が働きにくくなって消化不良を引き起こし、飲んだ後の不調につながります。乾杯前にお湯を飲んで胃を温め、何か食べておきたいもの。また、アルコールには利尿作用があるので、肌の乾燥やむくみ、ドロドロ血につながる脱水状態になることも。チェイサーをお酒と同量〜3倍は飲みたいですね。常温の水やお湯のほか、1番だしもおすすめ。ミネラルが豊富なので二日酔い防止に効きます。喫煙しながら飲むと美容効果は台無しなので注意!」
●ワインとは
ブドウを原料とした醸造酒。主な種類は炭酸ガスを含まない「スティルワイン」と、発泡性の「スパークリングワイン」。スパークリングのうち、フランスのシャンパーニュ地方で造られるのがシャンパン。ブドウの品種によって風味もさまざま。国産ブドウのみで造る「日本ワイン」も人気。
●美容効果
体を温める効果があり、香りにはリラックス効果も。ブドウの果皮には抗酸化成分のポリフェノールが含まれ、果皮を使う赤ワインは老化やシミの原因となる活性酸素の除去、悪玉コレステロールを抑え、動脈硬化や認知症を予防する効果も。果皮を使わない白ワインには腸内殺菌作用があり、腸内環境を整える。カリウムが豊富で代謝もアップ。シャンパンの疲労回復効果も注目されている。
●1日当たりの適量の目安
アルコール度数14度でグラス1〜2杯(※約180ml)(※)