5大コニャック カミュ

カミュの特徴は、なんといっても家族経営で守り抜かれた伝統にあります。1863年に創業して以来、長きに渡って守られており、初代ジャン=バティスト・カミュから現在の5代目の経営者でもあり、マスターブレンダーでもあるシリル・カミュまでその歴史は今も続いています。伝統を重んじているので、コニャックの名門とも呼ばれていて、世界的にも高い評価を得ています。

コニャック地方で3番目に良いとされるボルドリーに広大な畑を所有しており、その繊細でまろやかな味わいの秘密は、ボルドリーの古酒がブレンドされているからです。古樽を使用しているため、さわやかなスミレの香りも特徴的です。その飲みやすさから日本人でもある私たちの舌に合っていて、飲みやすいと思う方が多いです。

そして、カミュのもう一つの魅力は個性的なボトルです。バカラで造られたものやゴルフボール型、樽型など様々ある中で、もっとも有名なのが「ブック」です。ブックは、その名の通り本の形をしており、ゴッホやルノアールなどの魅力的なデザインやナポレオンなど多くのシリーズがあります。同じ絵柄でも色違いなどもある為、ブランデーが飲めない方でも飾りボトルとして集めるコレクターもいらっしゃいます。