5大コニャック クルボアジェ

マーテルに続き、こちらも聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、クルボアジェも素晴らしいコニャックメーカーです。
フランスの皇帝ナポレオンが直々に自分の好みのブランデーとして選んだためにナポレオンのコニャックとしても呼ばれています。

1809年にパリで創業されたクルボアジェは、もっとも静かな場所に本社と工場を置くために、1928年にコニャック地方にあるジャルナックに工場を設立し、現在もその場所で蒸留から熟成、瓶詰の工程までを行っています。

「グランド・シャンパーニュ」「プティット.シャンパーニュ」「ボルドリ」「ファン・ボア」の4つの畑のブドウをブレンドしていて、品種の大半は、ブランデーに最も適していると言われている「ユニ・ブラン」が使用されています。

複雑で滑らかな味わいで、X.O.以上のクラスになると、まろやかさが増し、レミー・マルタンやヘネシーとは異なるまろやかさなので、優美な飲み心地を楽しめます。
また、1910年にコニャックの出来具合をいくつかのグレードに分けて販売し、これが後のランク付けの原点とも言われています。