ワインを美味しく飲める温度

香りのよい白ワイン

代表的な品種は、リースリング、ピノ・グリ(又はピノ・グリージョ)、ゲヴェルツトラミネール、ソーヴィニヨン・ブランなどです。
好ましい温度帯は4-8℃位。冷蔵庫は4℃に設定されている事が多いので、出してすぐにグラスに注げばベストな状態に!

ドライな白ワイン

2つ目のカテゴリーは、シャルドネに代表する味わいのしっかりした、ドライな白ワイン。フランスワインで言えば、ブルゴーニュのワインがそうです。カリフォルニアやオーストラリアのマーガレット・リバーなんかもそうですね。南フランスでよくつくられる、ルーサンヌやマルサンヌなども仲間です。
しっかりした味わいを楽しむために温度は少し高め、8-12℃位がいいでしょう。
冷蔵庫から出して、10分位待ってからグラスに注いでみてください。

色の淡い赤

多くの熱狂的ファンがいる、ピノ・ノワールはこちらの部類になります。ボジョレー・ヌーボーで有名なガメイや、きれいな酸味が特徴のカベルネ・フランもこちらに分類されます。
おすすめの温度帯は14-20℃位。
夏場は室温状態から、30分冷蔵庫で冷やしてから、冬場は室温か10分程度冷蔵庫で冷やしてから楽しむといいでしょう。
これらのワインに共通して重要なのは、酸味と香りのバランスを保つことです。
その為には温度を一定にしておく必要があります。夏場には、固く絞ったタオルをワインボトルに巻きつけてから一緒に冷やすと、そのまま適温を保ってくれます。
少し冷えすぎと思ったら、タオルは外してください。

色の濃い赤

大部分の赤がこの部類でしょう。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、テンプラニーリョ、マルベック、シラー(シラーズ)等々。
色の濃いワインはタンニンやポリフェノールが豊富。冷やすと渋みを感じやすくなるので、18-22℃の間に。冬場は室温で、夏場は室温から30分程度冷蔵庫で冷やしてから飲むといいでしょう。