ワインの原料となるブドウの実は、ブドウの木が長い年月をかけて土中深くに根を張り、地下水をくみ上げてできるものです。その地下水には、ミネラルをはじめ、ビタミン、有機酸、タンパク質、ブドウ糖などが豊富に含まれています。そのおかげで、ブドウの実にはさまざまな栄養素が含まれています。そのブドウを原料とするワインには、およそ250種類以上もの成分が含まれているといわれています。
その中でも、果皮と種子を取り除かずに一次発酵させる赤ワインには、強力な抗酸化力をもつ果皮のアントシアニン、種子の力テキンなど、天然の抗酸化物質、ポリフェノール類が大量に含まれています。
抗酸化物質とは、わたしたちのカラダを酸化(サビ)から守り、老化から守ってくれるもので、赤ワインに多く含まれるポリフェノールは、強力な抗酸化作用を持っています。つまりは、赤ワインには老化防止のアンチエイジング効果があるというわけです。