アメリカ ワインの特徴

アメリカの生産量の約90%を占め、最高のワインを生み出す地域がカリフォルニアです。特にソノマとナパ・ヴァレーには有名なワイナリーが多く、アルコール度数が高い濃縮な赤ワインや、フランスのボルドーを意識したようなワインが造られています。

ヨーロッパで施行されているような原産地制度はなく、品種主義に基づくワイン造りを行っているのが特徴です。また、オレゴン州のピノ・ノワールも有名であり、リーデルグラスからは「オレゴン・ピノノワール」という品種専用グラスが登場しました。

アメリカワインの品質の高さを世界中に知らしめたのが、1976年に行われたパリスの審判です。アメリカとフランスのワインをブラインドでテイスティングして点数をつけた結果、勝ったのはアメリカワインでした。それ以来、アメリカのワインの評価は上がり続けています。