料理に合ったワインの選び方 足りない物を補い合うような組み合わせを考える。

肉々しい料理にスパイスを足してやることによって味が引き立つのは上で何回も述べましたが、牛肉にZinfandelやCabernet Sauvignonが合うのは肉に足りないスパイシーさを足すことができるからです。この原理を応用してやると、東南アジア系の非常に香辛料の利いた辛い料理には、Riesling等の甘めの白ワインが合いそうだということが想像付きますよね。また、クリーミーなソースやバターの利いた油っこい料理の場合には、Sauvignon BlancやPinot Grigioなどの酸味が利いてドライな白ワインが合うわけです。