ドリンクのおかわりのおすすめすべきタイミングは、お客様が何杯目のドリンクを召し上がっているのか、によって変わってきます。
1杯目のお客様の場合はドリンクがグラス(ジョッキ)の1/3程度まで減っている段階で、すかさずワンモアをお聞きします。
2杯目以降の場合は、ドリンクが1/4程度まで減っている状態で、お声がけをしてください。
理由は簡単です。飲食店に来店されて、1杯目を飲んでいるお客様は、大抵喉が渇いています。喉が渇いているお客様はドリンクを飲むスピードも早いので、1杯目の場合は、1/3の時点でお代わりをお聞きしないと、次のドリンクをお持ちするころには、お客様の飲み物がなくなってしまうからです。
逆に、2杯目の場合は、少し喉も潤って飲むスピードも遅くなるため、1/4程度までドリンクが減った段階でお声がけすれば良い、ということになります。
さらに、飲食店でワンモアドリンクをお聞きする際は「聞き方」にもコツがあります。
1杯目のお客様にワンモアをお聞きするときには、「もう一杯同じものをお持ちしましょうか?」という聞き方がベターです。
2杯目以降のお客様には、例えば生ビールを飲んでいる方には「次は違うものをお持ちしましょうか?」とドリンクメニューを開きながらお聞きするのがベターです。
ただ、そのままメニューをお客様に手渡ししただけで終わってしまうと、お客様はメニューを片手におしゃべりの花が咲いてしまいますので、「ワインでしたらここ、焼酎でしたらここにおすすめが載っています」としっかりとアピールをして、その場で追加オーダーをもらえるようにしましょう。