1962年に誕生した、EU加盟国(25ヶ国)に対し統一した法律です。EUのワイン法は、加盟国のワイン法よりも優先されます。V.Q.P.R.D. ヴァン・ド・カリテ・プロデュイダン・レジオン・デテルミネ 指定地域優良ワイン 規定地域のブドウのみを使用したワインVin de Table ヴァン・ド・ターブル 指定外地域のブドウを使用しているワイン 日常用テーブルワイン 産地が二カ所以上ブレンドされているワイン自国産のブドウのみ使用した場合は国名を表記します。2ヶ国以上のブドウを混合した場合、テーブルワインのみ表記しEU加盟国のブドウを複数ブレンドした物は表記します。 ※08年4月29日、EU閣僚理事会はワインの共通市場制度(OCM)の抜本改革案を式に採択しEUレベルでのワインの品質分類についてこれまでの指定地域優良ワイン(V.Q.P.R.D.)と日常消費用ワイン(Vin de Table)という分類を廃止し、地理的表示付きワイン(A.O.P.とI.G.P.)と、地理的表示のないワインという分類に変更しました。
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ワインの格付け
ワインの品質の基準となり、外部に対しては、偽物の製造を防止するねらいがあります。また、産地それぞれの伝統を守り、個性や品質を守るという効果があります。生産地域、ぶどう品種、、土壌、栽培方法、気候、収穫時期、収穫量、醸造法、熟成方法、アルコール度数など細かく規定が定められており、検査に合格したものだけが格付けを名乗る事ができます。
世界三大料理
世界三大料理はそれぞれ、広大な領土の大帝国で宮廷料理として発展した背景があります。
①中華料理
中国は敷地が広大なので、地域差が大きく、地方ごとに食材・調理法が異なります。
フカヒレや燕の巣なのどの高級食材を利用している薄味の”広東料理”は「食は広東にあり」と言われるほど最も代表的な料理です。
その他にも、麻婆豆腐やエビチリなど唐辛子や山椒などを使用した香辛料たっぷりの辛い料理で有名の”四川料理”、魚介や農産物を豊富に使った小籠包などで有名な”上海料理”もあります。
ちなみに、”北京料理”もありますが、北京料理は北京で食べられれている料理を指しているのではなく、中国北部地域で作られている北方料理の総称で、清王朝時代の宮廷料理にもなっています。
②フランス料理
これは有名かもしれないです。
ルネサンス時代のイタリア王侯貴族料理に大きく影響を受けており、濃厚なソース、格式の高い料理として注目されています。
ちなみに、フランス料理のコースの構成は・・・
アペリティフ(食前酒)
アントレ(前菜)
スープ
グラニテ(氷菓)
ポワソン(魚料理)
ヴィアント(肉料理)
フロマージュ(チーズ)
アヴァン・デセール(小デザート)
デセール(デザート)
カフェ・ウ・テ(コーヒー、紅茶)
となっています。
グラニテというのは馴染みがないかもしれませんが、一般的なシャーベットのようなもので、メインの料理を100%味わうためにさっぱりした柑橘系のシャーベットでお口直しをするために出てきます。
③トルコ料理
トルコはイスラム教徒が多いので、豚肉は使用できません。
よって、牛肉・鶏肉・羊肉・ヤギ肉を使用しています。
さらに乳製品が豊富でヨーグルト発祥の地ともされています。
さらにさらに、地中海で取れる豊富な海産物など、非常に食に恵まれた地域です。
東西の文化を融合させた多彩は料理法・豊富な食材が特長です!
世界三大貴腐ワイン
三大ワインではなく、世界三大貴腐ワインです。
貴腐ワインというのは、貴腐ブドウから造られたワインのことです。
貴腐?高貴に腐る?
それって美味しいの?
と思われるかもしれませんが、貴腐ブドウというのは、とても糖度の高いブドウなんです!
ただ、そういうブドウの種類があるのではなく、貴腐菌という菌がブドウの果皮に付着すると中の水分を奪って、ぶどうの糖度が凝縮されます。その結果、非常に糖度の高いブドウができるという仕組みです。
貴腐ブドウから造られる貴腐ワインは極甘口で濃厚でコクと旨味がある芳醇なワインとされています。
①トロッケンベーレンアウスレーゼ(ドイツ)
輝くような黄金色をしたワインです。
とてもフルーティで飲みやすく、濃厚な香りとトロリとした甘さがあります。
天候に恵まれた年にだけ生産されるとても希少価値の高いワインです。
天然のリキュールとも言われています!
②ソーテルヌ(フランス)
フランスのボルドー地方ソーテルヌ地区を代表するワインです。
蜜のような甘みが特長です。
これはデザートワインとして親しまれています。
このワインができるためには、午前中は霧が立ち込め、午後には晴れるという独特の気候が必要で、こちらも希少価値の高いワインです。
③トカイ(ハンガリー)
ハンガリーの北東トカイにで生産されるワインです。
トカイワインは全て白ワインで、こちらも貴腐ワインとして濃厚でコクのある旨味が特長です。
オーパスワンの畑は土地のの70%しか使用しない
約68ヘクタールという広大な敷地面積を誇るオーパスワンのブドウ畑では、全体の約70%しか使用されていません。
残りの30%の土地は、苗の植え替えをや土地を休ませたりと、常に丁寧に管理されています。
オーパスワンの畑と他の畑との違い
オーパスワンのブドウ畑は、カリフォルニアの他の畑と比較すると約5倍以上の密度で栽培されています。
栽培密度が上がることで、地中でブドウの根が奪い合うように力強く成長します。この結果、小粒で皮の部分が多く、濃厚な味わいのブドウが収穫されます。
オーパスワンは徹底した管理
アルコール発酵とスキンコンタクトは、色や風味の抽出を高めるために、ステンレスのタンクで行われます。果皮と果汁を一緒にじっくり時間をかけて漬け込むことで芳醇で濃厚な、色素やタンニンなどの果皮成分を抽出ししているのです。
ワインが樽に移った後は、丁寧にウィアージュ(補酒)や澱引き、コラージュ(清澄)が行われ、澄んだ美しいワインが作られます。ガスクロマトグラフィーという分析機械を導入し、ブショネを予防しています。
グラヴィティ・フローとは
収穫されたブドウは、ワイナリーの中二階で、一粒ずつスキャンされ、規格を満たしたブドウ粒か選別され、除梗が丁寧に行われます。
そのまま真下に設置されたタンクへ、自然の重力のみを使用して移動させます。無理な負荷を与えることなく、優しく丁寧にワインの原材料となるブドウを扱います。
オーパスワンは手摘みでの収穫
葡萄の収穫は、すべて手摘みで行われています。収穫されたブドウは、少量しか入らない箱に入れられ、丁寧にワイナリーまで運ばれます。
最新の機械で未熟や過熟のブドウをとのり除きます。ワインの品質に大きく影響する温度管理を徹底して行うため、ロットごとに専用のタンクを使用するというこだわりです。
オーパスワンは厳選された5種のブドウ
オーパスワンに使われるブドウの品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルド、マルベック種の5種類のブドウをブレンドして作られます。
収穫されたブドウの品質により、毎年ブレンドされる比率は異なります。