赤ワインのぶどう品種 テンプラニーリョ(Tempranillo)

スペインを代表する固有品。
伝統的に高品質なワインを生み出してきた。
ワインの特徴として、クランベリー、フランボワーズの香りがし、色調は濃いルビー色です。酸味と果実味とアルコールのバランスでスムーズな口当たりになっています。
リハオをはじめスペイン各地で栽培されており、多くのシノムニその産地固有のブドウ品種の名前を持つ。
古くなると、ピノ・ノワールのワインに似てくる。

ワインの特徴
フランボワーズ、クランベリーの香り。
酸味と果実味とアルコールのバランスでスムーズな口当たりに。
色調は濃いルビー色。

主な産地
◆スペイン/リハオ

赤ワインのぶどう品種 カベルネ・フラン(Cabernet Franc)

ボルドーにおいては、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロとブレンドされることが多いブドウ品種。
酸味が中心でしなやかな渋みを持つスムーズなワインとなる。
薄めで明るい色調も特徴のひとつ。

ワインの特徴
青ピーマン、ゆでた豆、スパイスの香り。
酸味がしっかりとしていて、スムーズな口当たり。
色調は紫色。

主な産地
◆フランス/ボルドー
◆フランス/ロワール

赤ワインのぶどう品種 ネッビオーロ(Nebbiolo)

北イタリアのピエモンテで、イタリアを代表するワイン、バローロ、バレバルスコを生み出すブドウ品種です。
ワインの特徴として、動物、土、スパイシーな香りがし、色調は茶色がかった濃い紫色です。若いうちは酸味が強く、飲み頃になると果実味が豊かになります。
強い酸味と渋味を持ち、長期熟成型のワインとなります。熟成によって酸味と果実味のバランスがとれてきます。
主な産地は、イタリアのピエモンテです。

ワインの特徴
土、動物、スパイシーな香り。
若いうちは酸味が強く、飲み頃になると果実味が豊かになる。
色調は茶色がかった黒紫色。

主な産地
◆イタリア/ピエモンテ

赤ワインのぶどう品種 メルロー(Merlot)

「ビロードのような舌触り」とも表現される、滑らかさを持ち、渋みもやわらかい。
カベルネ・ソーヴィニヨンと並んでボルドーを代表する品種。
世界各地でもハイクオリティなワインが生まれている。

ワインの特徴
青ピーマン、キノコ、ほこりの香り。
果実味豊かでまりやかな味わい。
色調は濃い紫色。

主な産地
◆フランス/ボルドー
◆ニュージーランド
◆チリ
◆アメリカ/カリフォルニア州

赤ワインのぶどう カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)

世界中で栽培されている代表的品種。
重厚で長期熟成に耐えうるワインを生む。
ボルドーではエレガントな味わいに、
カリフォルニアなどの新世界ではパワフルな味わいとなる。

ワインの特徴
インク・杉板の香り。
渋みがしっかりしていて、果実味も厚く余韻も長い。
色調は黒紫色。

主な産地
◆フランス/ボルドー
◆アメリカ/カリフォルニア州ナパ、ソノマ
◆オーストラリア
◆チリ、アルゼンチン、南アフリカなど

 

ワインを美味しく飲む温度・赤ワイン

フルボディー・・・16度~20度

ミディアム・・・13度~18度

ライトボディー・・・12度~14度

高めの温度で飲むのは、低い温度で飲んでしまうと、折角の香りがあまり感じられず、渋みを必要以上に強く感じてしまうからです。なので、タンニンの少ないボジョレーヌーヴォーのようなワインは赤ワインでも少し冷やして飲むことが多いのです。