赤ワインのカルシウムとマグネシウム

マグネシウムやカルシウム、カリウム、ナトリウム、そして鉄など、赤ワインにはさまざまな必須ミネラルやビタミンが豊富に含まれています。特に、ここで女性に注目していただきたいのが、カルシウムとマグネシウムです。

女性の体は女性ホルモンが減少すると、骨量が不足して骨密度が低下します。そして骨組しよう症などを招いてしまいます。そこで、カルシウムがとても重要になるのです。

カルシウムを効果的に吸収するには、マグネシウムを一緒に摂ることが大切です。その点、赤ワインにはカルシウムとマグネシウムがほぼ同じ割合で、バランスよく含まれています。このミネラルバランスのおかげで、赤ワインのカルシウムは効率的に体内に吸収されるのです。

赤ワインでアンチエイジング

ワインの原料となるブドウの実は、ブドウの木が長い年月をかけて土中深くに根を張り、地下水をくみ上げてできるものです。その地下水には、ミネラルをはじめ、ビタミン、有機酸、タンパク質、ブドウ糖などが豊富に含まれています。そのおかげで、ブドウの実にはさまざまな栄養素が含まれています。そのブドウを原料とするワインには、およそ250種類以上もの成分が含まれているといわれています。

その中でも、果皮と種子を取り除かずに一次発酵させる赤ワインには、強力な抗酸化力をもつ果皮のアントシアニン、種子の力テキンなど、天然の抗酸化物質、ポリフェノール類が大量に含まれています。

抗酸化物質とは、わたしたちのカラダを酸化(サビ)から守り、老化から守ってくれるもので、赤ワインに多く含まれるポリフェノールは、強力な抗酸化作用を持っています。つまりは、赤ワインには老化防止のアンチエイジング効果があるというわけです。

ワインカクテル 「ローズ」

氷を入れたミキシング・グラスでドライ・ベルモット(40ml)、キルシュワッサー、ラズベリー・シロップ(ティースプーン1杯分)を軽くかき混ぜて、カクテル・グラスに注ぎます。

カクテルの色はまさに薔薇色で、ラズベリーを含んださっぱりとした味わいとフルーティーな香りが魅力です。アルコール度数は約20度と高め。

ワインカクテル 「ベリーニ」

ピーチ・ネクター(グラス3分の1)とグレナデン・シロップ(約1ml程度の少量)をシャンパン・グラスに入れ、スパークリングワインを注ぎ、軽くかき混ぜます。

生の白桃を用いてより果実感を出して作ることもあります。アルコール度数は約10度になります。

ワインカクテル 「ピーチ・レディ」

シェーカーに白ワイン(65ml)、ピーチ・リキュール(5ml)、ストロベリー・シロップ(5ml)、牛乳(5ml)と氷を入れて、シェークし、カクテル・グラスに注ぎます。

フェミニンなカクテル・グラスに、ミルキーかつピンキーな煌きのある色合い、まさに、ピーチ・レディと呼ぶにふさわしい見た目で、味わいも口当たりがまろやかで、女性にぴったりです。アルコール度数は約8度になります。

ワインカクテル 「バンブー」

氷を入れたミキシング・グラスで、ドライ・シェリー(55ml)、ドライ・ベルモット(25ml)、オレンジ・ビターズ(約1ml程度の少量)を軽く混ぜて、カクテル・グラスに注ぎます。

キリッとすっきりしたストレートで辛口なカクテルです。アルコール度数は約16度。「バンブー=竹」という和の響きがありますが、発祥は明治頃の横浜ニューグランドホテルと言われています。

ワインカクテル 「ソウル・キッス」

シェーカーにドライ・ベルモット(30ml)、スイート・ベルモット(30ml)、デュボネ(15ml)、オレンジ・ジュース15mlと氷を入れて、シェークして、カクテル・グラスに注ぎます。

デュボネは、赤ワインにキナの皮を漬け込み、樽で熟成することで製造されるお酒です。

ソウル・キッスはアルコール度数は約13度、食前に飲むカクテルになります。

ワインカクテル 「スプリッツァー」

冷やした白ワイン(60ml)をシャンパン・グラスに注いで、ソーダで満たして、軽く混ぜるカクテルです。

ドイツ語で「弾ける」という意味のスプリッツェンが語源と言われています。

見た目も口当たりも爽やかで、食欲を抑える食前酒として飲まれます。アルコール度数は約5度です。

ワインカクテル 「シンフォニー」

氷を入れたミキシング・グラスに白ワイン(45ml)、ピーチ・リキュール(30ml)、グレナデン・シロップ(ティースプーン1杯)とシュガー・シロップ(ティースプーン2ハイ)をかき混ぜて、カクテルグラスに注ぎます。

見た目は細身のカクテル・グラスの中に、光沢感のあるピンクが広がり、まさにエレガント。甘口で口当たりがよいカクテルです。アルコール度数は約14度、お酒の強い女性にはオススメです。