酸化

ブショネに対し『酸化』とは、ワインから果実味などの新鮮な風味が失われた状態のことをいいます。

コルクの緩みなどで隙間からボトル内に酸素が入り込んだり、ワインの保管状態における問題が主です。
30度以上の高温では、ワイン中の物質が化学変化を起こしやすくなり、瓶中で酸化が進みます。
ワイナリーから出荷されたワインが輸送中や保存中に頻繁な温度変化を受けたり、継続的に高温になった場合に起こります。

ワインブームが始まった1980年代~90年代のワイン管理は、現在と比べるとだいぶずさんだったようです。
炎天下にワインが置かれていることも珍しくなかったそうです。