赤ワインの健康効果

「フレンチ・パラドックス」という言葉を知っていますか? フランスのルノー博士の論文のタイトルに用いられてから広く使われるようになった言葉ですが、フランス人は動物性脂肪の摂取量が多いのに心臓病にかかる人が少ないという現象を表した言葉です。その理由の1つとして挙げられているのが赤ワインです。

ルノー博士の論文以来、研究が進み、赤ワインに含まれるポリフェノールにLDL(悪玉コレステロール)の酸化抑制効果があるという論文が数多くだされています。

また、ポリフェノールの他、ワインに含まれるペプチド類は、脳の神経細胞を保護し脳機能を改善するという報告もあるようです。

ただ、ワインの健康効果を期待するなら1日2杯が適量なようです。飲み過ぎはNGですのでご注意を。