ワインに関する資格 ワインエキスパート

ワインエキスパートは、ワイン愛好家のために作られた日本ソムリエ協会が認定する資格制度です。

ソムリエとほぼ同内容の資格となっていますが、ワインエキスパートは受験に際して職種や経験は不問となっており、ワインを中心とする酒類、飲料、食全般の専門的知識、テイスティング能力を有する人であれば受験が可能です。

趣味の資格として、ソムリエと同等程度のワインの知識を有することが証明されます。

ワインに関する資格 マスターソムリエ

マスターソムリエとは、日本ソムリエ協会が認定する称号のひとつです。

「シニアソムリエ」の資格を有し、ソムリエ歴20年以上かつ協会の役員としてその功績が顕著な人が協会から推薦を受け、選考委員会で認定される名誉称号となっています。

ワインに関する非常に深く高度な知識・技術があることが証明されます。

ワインに関する資格 シニアソムリエ

シニアソムリエは、日本ソムリエ協会が認定するワインの資格制度であり、「ソムリエ」の上級資格となります。

受験のためには協会認定のソムリエやワインアドバイザーであることのほか、ソムリエおよびワインアドバイザー資格認定後3年目を迎え、さらにワインおよびアルコール飲料を提供する飲食サービス業を通算10年以上経験し、第一次試験日においても従事している必要があります。

ワインに関する資格 ソムリエ(日本ソムリエ協会)

日本ソムリエ協会が認定するソムリエは、ワインおよびアルコール飲料サービスをするうえで、必要となる基本的な知識・技術を身に付けていることを示す資格認定制度です。

受験資格は、一般の人の場合、以下の職務を通算3年以上経験し、第一次試験日においても従事している方となっています。

◆アルコール飲料を提供する飲食サービス
◆ワイン・酒類飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関講師、酒類製造
◆アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務

チリ ワインの特徴

日本では安くておいしいワインといえばチリというイメージが定着しています。そんなチリワインの特徴といえば、品種の特徴がとれたバランスです。また、チリの代表的な品種といえば、やはりカベルネ・ソーヴィニヨンです。通称「チリカベ」といわれ、チリで造られる赤ワイン用品種の45%強を占めています。

カベルネ・ソーヴィニヨンは味わい深いタンニンでふくよかな果実味等、はっきりしたキャラクターとしっかりとした骨格があるため、長期熟成型ワインに向いています。

アメリカ ワインの特徴

アメリカの生産量の約90%を占め、最高のワインを生み出す地域がカリフォルニアです。特にソノマとナパ・ヴァレーには有名なワイナリーが多く、アルコール度数が高い濃縮な赤ワインや、フランスのボルドーを意識したようなワインが造られています。

ヨーロッパで施行されているような原産地制度はなく、品種主義に基づくワイン造りを行っているのが特徴です。また、オレゴン州のピノ・ノワールも有名であり、リーデルグラスからは「オレゴン・ピノノワール」という品種専用グラスが登場しました。

アメリカワインの品質の高さを世界中に知らしめたのが、1976年に行われたパリスの審判です。アメリカとフランスのワインをブラインドでテイスティングして点数をつけた結果、勝ったのはアメリカワインでした。それ以来、アメリカのワインの評価は上がり続けています。

スペイン ワインの特徴

ブドウ栽培面積では世界第一位の生産国です。リオハ赤ワインや酒精強化ワインのシェリーが有名です。また、忘れてはいけないのがスパークリングワインのCAVAです。

CAVAはリーズナブルながらもスペインワイン法で「瓶内二次発酵」を義務づけられている本格的なスパークリングワインです。日本でも人気が高く、シャンパンと遜色ない華やかさがあります。

もう1つ、スペインのワインで忘れてはいけないのがシェリーです。シェリーはアンダルシア地方で造れらる酒精強化ワイン。スペインのワイン文化はシェリーともに発展したと言っても過言ではありません。

イタリア ワインの特徴

イタリアはフランスよりもワイン造りの歴史が長く、イタリア20州中すべての場所でワインが造られています。加えて20州ごとにそれぞれ個性豊かな品種が植わっており、異なるスタイルのワインを造っています。

イタリアワインは、ヨーロッパ諸国の中ではコストパフォーマンスが非常に高く、手軽に飲めるワインを多く造っています。一方で、バローロやバルバレスコ、フランチャコルタのように、素晴らしい品質の高級ワインもあります。

イタリアは固有品種も多いので味わいの特徴を一言で伝えるのは難しく、マニアックなワインも多数存在しま