ワインの瓶はどうして750mlなの?

ワインコーナーを見ていると、瓶の形にはいろいろな種類があるものの、容量は750mlのものが多いことに気づきます。

これはビールのカンなどにも言える事ですが、なぜワインの瓶の容量は750mlのものが一般的なんでしょうか?

簡単にいうと「分かりやすかったから」です。といっても日本人にとって分かりやすいからではなく、ヨーロッパの国にとってです。もう少し具体的に言うとイギリスにワインを輸出する時に分かりやすかったからです。イギリスはワインの生産では有名ではないものの、ワインを日本よりも多く消費する国です。

お酒を飲むと顔が赤くなる理由

アルコールには熱量があり、その熱量に応じて体が熱くなり顔も赤くなる。
もうひとつの理由は、アルコールを分解する酵素が弱いため、分解されずに残るアセトアルデヒドという物質が頭部に血管拡充を起こし、顔が赤くなる。
ちなみに、アルコールは20%が胃で吸収され、80%が腸から吸収される。

乾杯の起源は?

グラスをぶつけた勢いで互いの酒が相手のグラスの中にとび、毒を盛られていないことを確認するために行われたのが起源。
他にも、音を立てることでお酒に宿っている悪魔を追い払うため、毒が入ってないことを証明するために家の主と客が同時に飲み干す合図に使ったとも言われている。

ワイン貯蔵、イント⑥ ボトルは横に寝かせましょう

ボトルを寝かせる事により、常にコルクが湿っている状態となるので、酸化の心配がなくなります。(中には上下を逆さまにして保存する方もいるようですが、澱(おり)が
口の付近にたまってしまうので、グラスにそそぐ時に大変なことになりそうです。)

例外はスパークリング・ワイン。スパークリング・ワインは立たせて保存してください。
炭酸ガスにより、コルクに充分な湿気が供給されるので、逆に立たせて保存したほうが
美味しいようです

ワイン貯蔵、ポイント⑤ 適度な湿気

冷蔵庫の中は乾燥している為、コルクも乾燥し、結果、ワインが酸化してしまいます。
また、湿度の多すぎは、カビのもと。ラベルに付いたカビはワインの質には影響ありませんが、
将来そのワインを売ろうと思っている場合、商品価値が下がってしまいます。
適切な湿度は60~70%です。

ワイン貯蔵ポイント② 適温は何度?

涼しい温度が適切って、じゃあ何度に保てばいいんじゃい?と思われますよね。
日本では、大抵摂氏18度ぐらいが適温といわれていますが、これは、ワインを
どれくらいの期間貯蔵したいのかによって微妙に変わってきます。

UCデイビスの調べによると、摂氏40度(華氏104度)では、2週間以内にワインが
だめになってしまいました。

摂氏30度(華氏86度)では、1ヵ月経った時点で、ワインがだめになるということはありません
でしたが、ボトルの中での成熟はとても早かったという事です。(すぐ飲んじゃいましょう♪)

逆に、温度をぐっと下げて摂氏7度(華氏45度)にした場合、少なくともボトルの中での成熟は
進まなかったようです。(永遠に貯蔵できるか否かは、残念ながら不明です)

摂氏21度(華氏70度)では、ワインを損ねることなく、最高の飲み頃まで何年か貯蔵できます。

ワイン貯蔵 ポイント① 一定に保たれた涼しい温度

温度が上がったり下がったりすると、コルクが収縮・膨張して、結果ボトルの中に空気が入り込み
お肌にも大敵の「酸化」が進んでしまいます。また、華氏80度(摂氏27度)以上の温度の中では、たとえ短期間でもワインの質は変化してしまいます。
ですから、ワインの貯蔵に大切なのは、温度を一定に保つ事。それも涼しい温度が適切です