グリエ griller
直火にかざして焼いたことから端を発し近年では直火の上に グリヤッド という鉄の調理器具を乗せて熱し、その上で焼くこと
-ワイン・日本酒の酸化防止ワインセーバー-
グリエ griller
直火にかざして焼いたことから端を発し近年では直火の上に グリヤッド という鉄の調理器具を乗せて熱し、その上で焼くこと
ロティール rotir
塊の肉(場合によっては魚)をオーブンの中で焼く技法
ポワレ poele
ポワル(フライパン)を使ってソテーすることから由来した用語。ある程度の暑さの切り身状のものを鍋に入れた状態で鍋全体を動かして焼き色をつけながら両面を加熱する技法
ポシェ pocher
一度沸騰させた液体やだし汁を弱火にして 液体の表面がゆるやかに波打つ程度の火加減 にし、その中に素材を入れてゆっくりと加熱すること。
イタリアはフランスよりもワイン造りの歴史が長く、イタリア20州中すべての場所でワインが造られています。加えて20州ごとにそれぞれ個性豊かな品種が植わっており、異なるスタイルのワインを造っています。
イタリアワインは、ヨーロッパ諸国の中ではコストパフォーマンスが非常に高く、手軽に飲めるワインを多く造っています。一方で、バローロやバルバレスコ、フランチャコルタのように、素晴らしい品質の高級ワインもあります。
イタリアは固有品種も多いので味わいの特徴を一言で伝えるのは難しく、マニアックなワインも多数存在しま
「酒石」は、もともとワインの中に溶け込んでいた成分が、
目に見える 結晶となって現れたものですので、
健康を害するものではありません。
白ワインの場合、酒石は本物のガラスと間違えてしまいそうなほど
キラキラしていてガラスの結晶のように見えます。
これは、ワインに含まれている有機酸のうちのひとつ
「酒石酸」というものがもとになっているのです。
ブドウの酸味成分のひとつである「酒石酸」と、ミネラル分の
「カリウム」が結合してできた結晶状の物質が『酒石』です。
むむっ、なんだか難しくなってきましたね。。。
何はともあれ、身体には無害ですので、ご安心ください!
ただ、口に入るとザラつきを感じますので
飲む時には、瓶底に沈めてワインだけをグラスに注ぎましょう。
酒石がでているワインは酸に富んだクオリティの高いワインと言われ
きらきらと光を反射するガラスの破片にも見えることから、
ヨーロッパでは「ワインのダイヤモンド」とも呼ばれています!
むしろ歓迎される存在なんです。
赤ワインの場合は、
赤系色素の「アントシアニン」が酒石に付着するため、
赤サビにも似て、それらが棒状につながると木の枝や鉄くぎにも
見えることもあります。
ワインの瓶底にこんなものを見つけたら
鉄の破片と間違えるかも?!
でも、知っていると驚かずに済みますね。
酒石のあるワインは、できるだけ静かに栓を抜き
酒石が入らないよう静かにグラスへ注いでお飲みください♪
ビール中瓶(500mL)のカロリーは200kcalで、ご飯1杯(100g=160kcal)よりも多い。また、ワイン2杯分(200mL=150kcal)のカロリーを消費するためには、53分のウォーキングが必要となる――「お酒にもカロリーがあることを知らないと、食事療法で失敗する原因になります」と、世界がん研究財団は注意を呼びかけている。
アルコールを飲みすぎると、カロリーをとりすぎてしまうことに気がついている人は意外に少ない。年末・年始の時期に体重が増えてしまい困っているという人は、アルコールを減らすことで減量できるかもしれない。
世界がん研究財団は、アルコールをどれだけ飲むとカロリーの過剰摂取になるかを簡単に理解できる、アルコール・カロリー・カウンターをインターネットで公開している。
それによると、ビール中瓶1本とチョコレートビスケット3枚のカロリーは同じくらい。同じカロリーを消費しようとすると、53分のウォーキングが必要となる。
アルコールの1g当たりの熱量は約7kcalある。これは、脂肪は1g当たりに約9kcalの熱量があるのに次いで多い。
「アルコールの飲みすぎを控えることで、体重コントロールに確実に影響します。でも、多くの人はそのことに気がつかなくて、つい飲みすぎてしまうのです」と同財団の健康情報部長のケイト メンドーサ氏は話す。
アルコールのカロリーは、糖質や脂質、タンパク質といった他の栄養素と異なり、体に蓄えられることのないカロリー(エンプティーカロリー)といわれる。吸収されたアルコールは体に蓄えられる代わりに熱になり、酸素消費量が増えてエネルギーが消費される。そして、肝臓がアルコールを分解する過程で、中性脂肪の合成が促される。
「お酒を飲み過ぎると肥満になりやすいのは、アルコール代謝の過程で体に脂肪が付くからです。逆に、節酒しただけで体重が減るという人も多くいます。節酒すると、飲酒のために増えていた肝臓での中性脂肪の合成量が減少するために、結果として脂肪細胞へ運ばれる中性脂肪が減り、体重が減少します」(メンドーサ氏)。
糖尿病の人は、アルコールに対しとりわけ注意が必要だ。インスリンや血糖降下薬で治療をしている人は、食事を十分にとらずにいると、アルコールによって低血糖発作が引き起こされやすくなる。
これは食事量の低下のため肝臓のグリコーゲンが減少しており、さらにアルコールの代謝にともなう代謝経路の変化により糖新生(グリコーゲン以外からの糖産生)が抑制されるためだ。
Remember alcohol calories, New Year dieters told(世界がん研究財団 2013年1月2日)
Alcohol Calorie Calculator(世界がん研究財団)
骨粗しょう症は一般に、高齢女性の発症リスクが高くなる。それは、閉経後、骨芽細胞を活発にする女性ホルモンである「エストロゲン」が減少するためだ。
骨粗しょう症は、骨の代謝バランスが崩れ、もろくなった状態をさす。骨は、骨芽細胞によって骨形成されると同時に、破骨細胞によって骨吸収され、常に新しくつくりなおされている。
通常は新たな骨形成と骨吸収のバランスが保たれているが、これが崩れて骨吸収が上回った状態が続くと、骨量が減少する。その結果骨がもろくなり、容易に骨折するような状態になるのが骨粗しょう症だ。
米ボストン大学医療センターの研究チームが発表した閉経後女性40人を対象とした研究で、適度なアルコール摂取は骨吸収のスピードをゆるめ、結果として骨量の減少を防ぎ、骨粗しょう症の予防効果をもつことが示された。
対象者の平均年齢は56歳、いずれも健常な状態であり、飲酒習慣のある女性だった。実験では対象者に14日間、禁酒するよう指示し、そして再び摂取を開始させた。
研究開始時点と、禁酒期間終了後、アルコール再開後の3回にわたり採血検査を行い、骨形成と骨吸収のマーカーである「オステオカルシン」や「C末端テロペプチド」などを測定した。これらは骨代謝と密接な関係があり、血中濃度を測定することで、骨の代謝異常を知ることができる。
実験の結果、開始時点と禁酒期間の終了時点に比べ、アルコール摂取を再開した後は、検査値が有意に改善していた。
この結果からすると、アルコール摂取習慣により、骨吸収を遅延させる効果があるといえそうだ。摂取したアルコール量は、1日あたり19gとされた。これは、ビールは中びん1本(500mL)、ウイスキーはダブル1杯(60mL)、ワインなら1杯(180mL)に相当する。
研究者らは、「アルコールについては、適量であれば骨を強くして、骨粗しょう症を予防する効果があるという説は以前から有力だった」とに述べている。ただし、アルコールには利尿作用があるため、体内に吸収されたカルシウムが、必要な分まで排泄されてしまうこともあるので、「飲みすぎはよくない」と指摘している。
「骨粗しょう症を予防するために、骨を形成するカルシウムやマグネシウム、カルシウムの吸収に必要なビタミンDなどのビタミンをバランスよくとることが大切だ」としている。
Mechanisms for a beneficial effect of moderate alcohol consumption on osteoporosis in women(ボストン大学医療センター 2012年8月1日)
過度の飲酒は、脳卒中に加えて、2型糖尿病のリスクも高める。高血圧と高血糖が重なると、相乗的に脳卒中の危険性が高まる。
日本で実施された大規模研究「JPHC Study」では、やせた男性では、飲酒による2型糖尿病リスクが上昇することが明らかになった。特にやせている男性は、もともとインスリンの分泌能力が低いので、飲酒によるデメリットの影響があらわれやすいという。
BMI(体格指数)が22以下の男性は、飲酒量が増えるにつれて糖尿病リスクが上昇し、お酒を飲まないグループにくらべ、エタノール摂取が1日当り23.1~46.0g(日本酒換算で1~2合)のグループで1.9倍、46.1g以上摂取するグループでは2.9倍まで高くなった。
膵臓から分泌されるインスリンは、ブドウ糖などの細胞への取り込みをコントロールしている。インスリンが十分に働かなかったり不足したりすると、高血糖が生じる。アルコールは、適量を摂取するとインスリンへの反応(感受性)が改善するが、過度の飲酒を長期間続けるとインスリンの分泌量が低下することも報告されている。
アルコールは「百薬の長」と言われるが、飲み過ぎが健康によくないことは明らかだ。飲むときは自分の飲む量を確かめながら、飲み過ぎに注意しながら楽しく飲みたい。
重度の飲酒者では、「脳内出血」のリスクが1.6倍に、「クモ膜下出血」のリスクが1.8倍に、それぞれ上昇した。どちらも出血性脳卒中で、脳内出血は脳の中にある小さな血管からの出血で、くも膜下出血は脳の表面を覆うくも膜の下の出血だ。
「大量飲酒とこれら2種類の脳卒中との関連性は、虚血性脳卒中との関連性よりも強いことが分かりました。一般的に、適度な飲酒は虚血性脳卒中のリスクを下げると言われていますが、適量を超えると脳卒中のリスクは明らかに上昇します」と、ラルソン氏は言う。
これまでの研究で、適度な飲酒は、血栓形成を促すタンパク質である「フィブリノーゲン」の値を低くすることが分かっている。フィブリノーゲンが低いと血液が固まりにくくなる。また、適度な飲酒は、血圧を一時的に下げることがある。
しかし、過度の飲酒が続くと血圧は上昇し、脳出血のリスクが高まる。多くの研究で、日々の飲酒量が多いほど血圧の平均値が上昇することが示されている。
適度なアルコールの摂取量の目安は2ドリンクまでで、純アルコール量で約20g程度が限度だという。これをアルコール飲料に換算すると、ビールは中びん1本(500mL)、日本酒は1合(180mL)、焼酎0.6合(約110mL)、ウイスキーはダブル1杯(60mL)、ワイン1/4本(約180mL)、缶チューハイ1.5缶(約520mL)に相当する。