乾杯はグラスをぶつけないのがスマート!

ワイングラスで乾杯する時は、グラスとグラスをぶつけてつい「カチーン」と音を鳴らしてしまいがち。でも、その衝撃で割れてしまう危険性も。

高級なグラスほど繊細なので、割れてしまった時のグラスの持ち主と割った本人の衝撃も甚大なものに……。

ガツンと乾杯したい気持ちはぐっと抑えて、グラスを目の高さくらいまで掲げて「カンパイ♪」と発声するのが大人のマナーです。
もちろん家飲みや気軽な飲み会、いかにも丈夫そうなグラスで飲ませてくれるお店では、そこまで神経質にならなくてもOK!そのときの状況にあわせましょう。

注いでもらう時は、グラスは置いたままで

宴会の席や接待、ホームパーティなどでは、取引先や上司、先輩などにワインを注いでもらう場面もしばしばありますよね。
そんな時、ビールグラスや日本酒のおちょこのように、ついグラスを持って、空いた手も添えたくなるのが私たち日本人。

でも、ワインでは不要です! グラスは手に持たず、テーブルに置いたままに。
その際、相手が注ぎやすい位置にグラスを移動させる時も、グラスを持ち上げず、テーブルの上を滑らせるようにするとエレガント。

ただし、その時はタイミングに注意。注いでくれる人がボトルを傾けてすでに狙いを定めている場合は、そのままに!とくに開けたてのワインボトルやシャンパーニュのボトルは結構重く、注ぐのが難しい場合もあるので、粗相を避けるためにも注意が必要です。ソムリエに注いでもらう場合は、グラスに手を触れる必要はありません。

相手によっては、グラスを置いたまま注いでもらうのに恐縮してしまうこともありますよね。そんな時は、会話を中断して注いでくださる方に意識を向け、「ありがとうございます」とお礼を言いつつ笑顔、これでバッチリです♪

ワイングラスは脚を持ってエレガントに

ワイングラスとブランデーグラスを混同しがちですが、ワイングラスは膨らみ部分ではなく、脚を持ちます。その理由は、手の温度がワインに伝わって、味や香りが変わってしまうから。ブランデーは逆に、手で少しずつ温めて香りや味を引き出して飲むお酒なので、膨らみ部分を持つのが正解。

味の観点からだけでなく、グラスの脚を持ってワインを口に運ぶ姿はとてもエレガントに見せてくれます。ワイングラスは、女性が正しく持って口を付けた時に美しく見えるようにデザインされていることも多いのです。
その際にしっかり背筋を伸ばせば、さらにキレイに見えますよ♪ネイルなど手先のお手入れをしているとグラスを持つ手もキレイで、ますます女子力アップ!

グラスに注ぐワインの量は?

気軽な飲み会や女子会、ホームパーティでワインを楽しむ場合、自分たちでグラスにワインを注ぐことも多いもの。その際は、量に要注意!
目安はグラスの3分の1から4分の1程度。グラスを回してワインの香りを立たせるためにはそのくらいの量が適量ですし、見た目もエレガント。

「飲むペースも速いし、何度も注ぎ足すのは面倒だ!」とばかりに日本酒のように表面張力いっぱいまでグラスを満たすのは、やめておきましょう♪

ワインサーブ(わいんさーぶ)とは?

披露宴で新郎新婦がワインのボトルを持ち、招待客にワインを注ぎながらあいさつをする演出。
キャンドルサービスの代わりに行われることが多い。ワインではなく、シャンパンで行うことも。「ワインサービス」ともいう。

山梨県(勝沼)ワイナリー 丸藤葡萄酒工業(株)/ルバイヤートワイン

「ルバイヤート」のブランドで知られる明治23年創業のワイナリー。山梨県甲州市勝沼町で親子代々四代にわたり、ワインを造り続けています。早くから甲州種の辛口ワインにこだわり、ぶどう栽培から醸造まで試行錯誤を繰り返しながら精力的にワイン造りを行っています。欧州系品種の垣根式栽培にもチャレンジし、山梨県産の葡萄を中心にお食事と相性のよいワインを丁寧に醸しています。

所在地 山梨県甲州市勝沼町藤井780
電話 0553-44-0043
ホームページ http://www.rubaiyat.jp/

無休(年末年始を除く)、見学・試飲 9:00~16:30。

見学 無料
試飲 有料

山梨県(勝沼)ワイナリー メルシャン(株)/シャトー・メルシャン

日本最古の民間ワイン会社の流れをくむシャトー・メルシャンは「良いワインとはその土地の気候・風土・生産者によって育まれるブドウの個性を、素直に表現したものである」という信念のもと日本のワインでしか表現できない個性を追求しています。そしてたどりついたのが「フィネス&エレガンス」(調和のとれた上品な味わい)というスタイルです。

所在地 山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1
電話 0553-44-1011
ホームページ http://www.chateaumercian.com

見学 お客様の興味にあわせて選べる3つのツアー有(有料、試飲含)、ワイン資料館・ワインギャラリーは見学無料

試飲 試飲有料

山梨県(勝沼)ワイナリー まるき葡萄酒(株)/まるきワイナリー

現存する"日本最古のワイナリー"
1877年(明治10年)、当時青年だった土屋龍憲と高野正誠は、日本人として初めてワイン醸造技術習得のためにフランスに渡りました。帰国後、本場の技術が導入された醸造所を引き継ぎ、土屋龍憲の手によって1891年(明治24年) 「マルキ葡萄酒」が設立されました。これが現存する日本最古のワイナリーまるき葡萄酒株式会社です。
ワイン造りは、常に条件の違う状況で仕込みを行うことになります。その場その時に合わせてベストの方法を選択することになります。常に一期一会です。その選択基準は「会社にとって」「自分にとって」ではなく、最優先はあくまで「ワインにとって」であると考え日々作業しています。

所在地 山梨県甲州市勝沼町下岩崎2488
電話 0553-44-1005
ホームページ http://www.marukiwine.co.jp/

見学 平日は1回:14時~、休日は3回:10時~ 12時~ 14時~ ※完全予約制
試飲 無料、一部有料(¥500)

山梨県(勝沼)ワイナリー フジッコワイナリー(株)/フジッコワイナリー

何も足さず、何も引かず、ただひたすら葡萄のみを原料とするワイン。葡萄の個性は、ワインにすることによって際立ちます。
ここ山梨には、特有の気候風土があります。さらに、日照時間や土壌の質、水はけなど、畑の環境はそれぞれ違います。
私たちは、それぞれの畑に合った品種を、それぞれの畑の特性を活かせる方法で栽培することで、その土地の個性をより色濃く受け継いだ葡萄を作りたいと考えています。
「素晴らしいワインになる、素晴らしい葡萄を作りたい」。その思いを胸に、県内に所有する自社農場で葡萄栽培に取り組むとともに、信頼できる栽培者と契約を結び、理想とするブドウを追い求め続ける私たち。今年も、醸造家と栽培者の挑戦が始まっています。

所在地 山梨県甲州市勝沼町下岩崎2770-1
電話 0553-44-3181
ホームページ http://www.fujiclairwine.jp/

見学 可
試飲 あり

 

山梨県(勝沼)ワイナリー 蒼龍葡萄酒(株)/蒼龍ワイナリー

創業1899年。蒼龍葡萄酒株式会社は、ワインのふるさと勝沼町の草分け的メーカーです。近年は、ワイン専用品種の葡萄と、甲州葡萄の栽培に力を注ぎ、2013ジャパンワインコンペティションにおいては、「シトラスセント甲州2012」と「トラディショナルリッチテイスト甲州2012」が金賞・コストパフォーマンス賞をダブルで受賞するなど、その評価は確実なものとなってきております。

所在地 山梨県甲州市勝沼町下岩崎1841
電話 0553-44-0026
ホームページ http://www.wine.or.jp/soryu/

見学 無料、要予約
試飲 無料、予約による有料試飲あり